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2010年4月9日金曜日

本 「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」

今更ですが「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」という、元2Ch管理人ひろゆき氏の本を読みました。

2009年6月が初版だから、約1年前ですね。

内容の前半は著者が自分の考えについて口述した内容を、ライターが文書にまとめたもので、後半はひろゆき氏と著名人(?)による対談です。

最初の10ページぐらいで、タイトルの問いに対する回答が得られます^^
もっともらしいアンケート結果が最初に出てきますが、完全に釣りです。wwww

要するに、2ch管理人として自分がやるべきことがなくなったから、シンガポールの会社に有償で譲りましたということでした。
 
後半はあの電波少年のTプロデューサーらとの対談です。
話の内容とはそれるけど、「十五ヶ国の少女をあつめて、無人島で共同生活させる」 という
電波の例企画は、今考えるとすごい企画だとあらためて感じました。

アメリカでは未だにサバイバーが続いているみたいだから、Lost+サバイバー+マルチカントリーなんて企画を本気でやったら、爆発的に売れる事は間違いないですね。。。
 もっとも人種差別の問題やらなんやらがあるから、実現は難しそうですが、、、

もしかして日本の番組を参考にして、既に準備しててもおかしくないです。 これはまったくの想像ですが。


ともかく対談の中で、ひろゆき氏もTさんも海外を強く意識してることがよくわかりました。


サマリですが、正直まとめられません^^;
そもそも一つのテーマについて論じている本ではないので、結論的なものは無かったです。(本人もあとがきに書いていました)

全体を通して感じたのは、『ひろゆき氏は日本企業には早すぎる』ということでしょうか、、、
考え方が超合理的で、本人にはそのつもりがなくても、彼に間違えを指摘された人は、自分を否定された気分になることでしょう。日本企業でこれをやったら、一ヶ月と持たない気がします。


私が今までいた会社でも、やはり合理性よりも「和」が重要だという雰囲気がありました。
ひろゆき氏はアメリカにも留学されてるし、経済も勉強しているようなので、そういった経験も影響しているはずです。私自身海外での経験があったからこそ、合理的な考え方をするようになりました。
でも、日本企業において「合理性はトップダウンで推進されるべきで、一兵卒が合理性を口に出すなどおこがましい」という雰囲気があるように思います。


とはいえ条件が揃えば、合理性よりも協調性を重視した方が上手くいく場合もある、と最近考えるようになりました。

とりとめが無くなってしまいましたが、、、

いろいろな意味で、ゆろゆき氏はトップに立つべき人間なんだと思います。
数年前から露出が多くなったのも、将来を考えたマーケティング活動の一環だと勝手に解釈してます。私と同じで出たがりの性格にも見えないですし、、、

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